夏にサボると秋に取り返せなくなる!ハリ肌にするためには地道ボディケア
秋冬は乾燥を気にしてボディケアに励んでいても、夏は乾燥しにくいからとボディケアは手を抜きがちになります。30代40代がサボってしまうとどうなると思いますか?
取り返すのに時間がかかり、うるおいやハリの足りないしぼんだ肌になりかねません。そうならないために、残暑が厳しいあいだはひんやりケアで乗り切るなど、涼しくなって乾燥し始めてから慌てないようにしましょう。
エイジング対策の道は一日にしてならず。エイジングケアをサボらないためにはどうすればいいのか考えつつ、継続しやすいケアを提案します。
サボってしまう理由を見つめ直してサボらないところからスタート
手足は顔とくらべるとシミが目についたり小じわが目立ったりというようなことはありません。が、ハリは少しずつ失われていきます。皮膚細胞の中でハリを担っている成分が歳を重ねるごとに減少していくからです。乾燥しやすくもなっています。
時間を止めることはできませんから、ハリ感やみずみずしさがなくなっていくことを完全に食い止められるかと言ったら答えはノー。それでも、何もしないよりはしたほうがいいです。
何もしないよりは何かしたほうが、そして、その何かがエイジング対策となります。
湿度の高い日本では、夏場は乾燥が気にならないというか、冬場よりも気にしなくなりがちですよね。若いころはそれでもよかったかもしれませんが、30代40代になったなら夏場のサボりは秋ごろにカウンターを食らいます。夏はサボっていい季節ではないのです。
一年を通してスキンケアをするようにボディケアだって一年を通して必要。すなわち、ボディケアをサボらないことがボディのエイジングケアなのです。
- 暑いしダルいしサボってしまう→ミントやハッカが配合されている涼感効果のある物を選ぶ
- 塗るのが面倒でサボってしまう→スプレーやミストなどさっと塗れる形状の物を選ぶ
- ベタつきが嫌でサボってしまう→ジェルなどベタつきにくいタイプの物を選ぶ
どうしてサボってしまうかに焦点を当て、まずはサボらないようにするところからスタートします。
乾燥しやすいパーツだけでもやっておくとカサつかない
使いやすいアイテムを選んでサボりにくい状態を整えたら、次はどんな風にボディケアをするかというステップに移ります。
清潔な状態の肌にケアアイテムを使うのが基本。ですから、ボディケアのタイミングはお風呂上がりになります。
とはいえ、お風呂上がりは顔のスキンケアもありますし、お子さんと一緒に入浴したあとだとお子さんのケアもあり、ゆっくりボディケアする暇がないことも考えられます。
そこで、とにかく、顔のスキンケアを優先して終わらせてください。体より顔のほうが皮膚が薄くて乾燥しやすいからです。
そして、体は部分的にでもケアするようにします。
具体的には、
*ひじと膝
*すね
*腕
このあたりです。
ひじや膝はカサカサになりやすい上、ボツボツができたりザラついたり黒ずみができたりしやすいパーツでもあるので、ここだけでもやっておくとエイジングサインが出てから「ケアしておけば良かった…」と後悔せずに済みます。
すねのあたりも比較的皮膚が薄くて水分量が下がりやすいパーツです。腕は特にひじから先が乾燥しやすいパーツです。
この他、乾燥しやすいと自覚しているパーツだけでも何かしらを塗るようにしてください。
ようするに、ボディのエイジングケアといっても、全身くまなく塗りなさいと言っているわけではないのです。
化粧水や乳液を『ついでに』塗り込んでおくだけでも違う
ボディのエイジングケアとしてよりいっそう習慣づけやすいのが、『ついで』塗りです。
顔のスキンケアをまったくなんにもしていないという人は少数ですよね。お子さんをお風呂に入れて「お風呂上がりは化粧水しかつけられなかった…」ということがよくあるとしても、化粧水はつけられているわけで。
化粧水なら化粧水、乳液なら乳液、クリームならクリーム。なんでもいいです。顔に塗った物をついでに塗る!この一言に尽きます。
その場合、手で塗っていてもコットンを使っていてもどちらでもついでに塗れます。
『ついで』塗りの流れ
手で塗った場合→手に残った物そのまま塗る
コットンを使った場合→多少毛羽立っていてもいいのでそのコットンで拭くように塗る
お風呂上がりに何かを塗る余裕が皆無ということであれば、オールインワンと呼ばれるタイプの化粧品を取り入れ、それひとつで済ますという手もあります。特に、ジャーのようなフタを開けなければならない容器ではなくポンプ式で押すだけで出てくる容器が楽です。
まとめ
- 夏はボディケアをしなくてもいい季節ではなく夏場にサボると秋ごろカサカサになりやすくなる
- 顔のスキンケアを一年中するように体も一年中する=ボディケアをサボらないことがボディのエイジングケア
- どうしてサボってしまうかを考えてサボらないようにすることがスタートライン
- 全身しっかり塗らなくていいので乾燥しやすいパーツだけでも何か塗る
- 顔のスキンケアをした『ついで』に手やコットンに残った物を体に塗るようにする
ライター名:ユウ