マットリップは老けて見える?エイジングケア世代のリップメイク
マットリップはくちびるの縦ジワが目立って老けて見えることがある。エイジングケア世代のリップメイクはツヤがあったほうが若く見えていい。が、マットリップを使うなということではない。くちびるの保湿などエイジング対策をした上で使えば老け見えを防げる。
マットな質感のリップメイクが流行っています。以前から流行ってはいましたが、マットな質感のリップアイテムを出すブランドが増え、定番となりつつあります。
が、しかし、マットリップはエイジングケア世代には難点が。
くちびるがマットを通り越してパサパサになっていると老けて見えてしまいますし、パサパサとまではいっていなくてもマットリップを塗ることでくちびるの縦ジワが目立ってしまっているとやっぱり老けて見えてしまいます。
そこで、エイジングケア世代に適したリップメイクと、マットリップを使いたい場合のコツを紹介します。
マットリップはエイジングケア世代には鬼門?何が問題?
マットな質感のリップメイクは盛り上がっている一方で「老けて見える」との声が一定数あります。なぜでしょうか。
第一に、マットということはツヤがないということで、ツヤがないということは乾燥しているのと紙一重ということ。マットリップを使っている本人的には乾燥していなかったとしても、乾燥している風に見えたり、パサパサしたくちびるに見えたりしてしまうんですね。
第二に、縦ジワの目立ち。くちびるには縦方向のシワがうっすらとあります。この縦ジワが目立つと老けて見えます。マットリップを使うと、マットではない質感のリップよりも縦ジワが目立ちがちです。
つまり、くちびるが乾燥していると老けて見えるし、実際には乾燥していなかったとしてもくちびるの縦ジワが目立っていたらやっぱり老けて見えてしまう、と。
肌の水分量が徐々に徐々に減ってきているエイジングケア世代はくちびるの水分も減ってきていますから、くちびるだって乾燥しやすくなっています。
そのため、エイジングケア世代は老けて見えるマットリップを使わないほうがいいと断言している人もいるくらいです。
エイジングケア世代に適したマットリップ以外のリップメイクは?
では、マットな質感のリップメイクがエイジングケア世代に鬼門なのであれば、エイジングケア世代に適したリップメイクはどんなリップメイクなのでしょうか?
ポイントを挙げていくと、
- 適度なツヤ感
- 明るいが派手過ぎない色味
- 口角を少し上げる
マットの逆はツヤ。ですから、エイジングケア世代のリップメイクには適度なツヤがあったほうが若々しく見えます。適度なツヤは、縦ジワを目立たなくしてくれますし、その他のアラもぼやかしてくれます。
そして、色。なんにでも合いやすかったベージュ系リップは、30代40代になってくちびるの血色が悪くなってくると合わなくなってきます。かといって、真っ赤な口紅を塗ってくださいということではなく。ベージュ系よりはピンク・ローズ・コーラル系のような、色味があるほうが良いです。アイメイクにもよるものの、くちびるには華やかさを添えたほうが老けて見えません。
それから、大事なのが、口角。加齢とともに口角は下がり気味に。下がってきた口角をそのままにするのではなく、リップライナーを使うなりリップブラシを使うなりして、下がった口角がもとの位置になるように上げ気味にし、補正します。
補正という一手間が、くちびるを老け見えさせないエイジング対策になるというわけなんですね。
エイジングケア世代はマットリップを使いたいならこうする
さて、エイジングケア世代はマットリップを使うべきではないのかというと、そんなことはありません。マットリップを使うことで今風のメイクに仕上がります。老け見えの対照とも言える今風になるなら、エイジングケア世代でも取り入れていくべきです。
というか、もっと単純な話ですね。したいメイクを我慢する必要なんてないんです。葬儀に真っ赤な口紅を塗っていかないというようなTPOに合わせることは必要でも、エイジングケア世代であることを理由に我慢する必要はありません。
ということで、我慢は不要ですが、老け見えしない対策は必要ですので、
- リップクリームなどでしっかり保湿
- 肌とのバランスを考える
- セミマットリップを選ぶ
上記のエイジング対策を取りましょう。
まず、マットリップを使う前に、リップクリームやワセリンなどでくちびるをしっかりと保湿します。それと、肌もマットでくちびるもマットだと顔全体がマットになって乾燥した印象になってしまうので、ファンデーションはツヤのある物を選ぶようにしてください。
あとは、完全なマットリップではなくマットだけど少しツヤ感も残してある“セミマット”なリップを選ぶとかなり違います。ヴィセリシェの「マットリップラッカー」やレブロン「ウルトラHDマットリップカラー」がこのセミマットに該当します。
まとめ
- マットな質感のリップメイクは乾燥して見えるのとくちびるの縦ジワが目立つのとで老けて見えることがある
- リップメイクには適度なツヤや色味があったほうがエイジングケア世代には適している
- だからといってエイジングケア世代はマットリップを使わないほうがいいということではない
- マットリップを使う時はエイジング対策をした上で使えばいい
- くちびるの保湿、肌にツヤを出す、セミマットリップを選ぶなどがリップメイクにおけるエイジング対策
ライター名:ユウ