爪の老化!?なぜ表面がデコボコするの?ネイルのお悩み解決秘策!
洗濯や掃除、キッチンの洗い物を洗うなど手はいつも厳しい条件にさらされています。そのため、爪の不調に気づいだ時には結構酷い状態という場合も珍しくありません。例えば爪のデコボコはどうして出来てしまうのでしょうか。その原因とネイルの老化対策をお話します。
デコボコ爪には種類がある
エイジングケア世代になり、手で触るだけでなく、目で見たときにも明らかにわかる爪のデコボコで悩んでいませんか?何が原因でこうなってしまったのか、どうすればキレイな元通りの爪が蘇るのか気になります。
ちなみに爪がデコボコするのはふたつのタイプがあり、ひとつは縦に線が入ってデコボコするタイプで、もうひとつは横に線が入るタイプです。自分の爪を見てどちらが当てはまるのかチェックしてみましょう。
縦のデコボコが出来る原因
意外に思うかもしれませんが、爪も肌や髪の毛などと同じように乾燥します。常にさらされている状態ですし、皮膚よりも固い部分なので乾燥とは無縁だと思われがちですが、爪は乾燥に弱い部分なのです。何のお手入れもしなければ乾燥によって爪がデコボコして縦の線が入ってしまいます。
縦のデコボコ対策
ネイルオイルを使う
出来てしまったからといって諦める必要はありません。フェイスケアやヘアケアのように、爪のお手入れを始めましょう。爪の乾燥を防ぐための対策として取り入れたいのがネイルオイルです。ハンドクリームなどで手のお手入れをしている女性は多いと思いますが、ネイルオイルを使っている女性はまだまだ少ないようです。
使い方は簡単で、指先にネイルオイルを塗りこんでいきます。ただ表面に塗るのではなく、爪の周囲の皮膚にすりこむように塗ってください。これで爪の乾燥を防ぐ成分が爪の周囲の皮膚から浸透して、乾燥から守ってくれます。ネイルオイルを使ったあとにハンドクリームを塗って手全体を保護しましょう。
水仕事に気を配る
特にキッチンで食器を洗うとき、台所洗剤の成分やすすぐときに使うお湯の影響から爪も手も乾燥してしまいます。これを防ぐために、出来れば肌に刺激のないタイプの洗剤を使うか、ぬるめのお湯を使ってすすいでください。一番効果的なのはゴム手袋を使うことです。そして水仕事が終わったら必ずネイルケアとハンドケアを行うようにしましょう。
横のデコボコが出来る原因
こちらは栄養が不足していることが原因となっています。生えてきた爪に横の線が入ってデコボコするのではなく、爪が生えてくる前からデコボコしているのが特徴です。体に必要な栄養が不足すると、爪が作られる部分がそれを察知して爪が育つための栄養不足によって横のデコボコが出来えしまいます。
横のデコボコ対策
食事を見直す
毎日バランスのいい食事を心がけることが大切です。特に爪を育てるために必要なたんぱく質やビタミン類を意識して摂るようにしてください。もちろんそればかりではなく、バランスのいい食事を心がけることが大切です。
タンパク質を摂るためにはお肉やお魚、そのほか大豆、卵、乳製品などを取り入れましょう。ビタミンは水溶性と油溶性があるので、水溶性のビタミンB群ならバナナ、卵、牛乳、納豆、マグロ、カツオ、鶏のささ身などがおすすめです。油溶性のビタミンAなら人参、モロヘイヤ、豚や鶏のレバーなど、ビタミンDならキクラゲ、イワシ、サンマ、シマアジなどを取り入れてみてください。
しっかり睡眠を取る
寝ている間に成長ホルモンがたくさん分泌されるので、爪の成長にも影響を与えます。質のいい睡眠を取ることは爪の健康にも大事なことなので、睡眠不足が考えられる場合は睡眠環境を整えることも考えましょう。部屋の明かりをつけっぱなしにしないとか、寝具は眠りにつきやすい肌触りのいいシーツやタオルケットを使ったり、寝室にラベンダーなどリラックス効果のあるポプリなどを飾るといいかもしれません。
デコボコ爪のお手入れ
新しい爪がすぐに生えてくるわけではないので、デコボコ爪のお手入れをしてキレイな指先を作りましょう。もしも爪がとても薄くてケア出来ないという場合は無理をしないで、新しい爪が生えてくるのを待ちましょう。
用意するのはバッファーやシャイナーと呼ばれるネイルケアアイテムです。どちらも力を入れすぎるのはNGです。少しこすって様子を見て、また少しこすって様子を見て、これを繰り返しながら爪の表面を滑らかにしましょう。くれぐれもやり過ぎには注意してください。
磨いたあとは爪を保護する意味でネイルを塗るのもひとつの方法です。お洒落アイテムのネイルではなく、爪を保護する専用のネイルが販売されているので、この機会にネイルのお手入れアイテムと一緒に購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
爪の健康は体全体の健康と深いかかわりがあります。爪は元々固い部分だしと安易に考えず、体の一部でとてもデリケートな部分だという意識をもってネイルケアを取り入れてください。フェイスケア、ボディケア、ヘアケア同様にネイルケアを続けることもエイジングケアの一環。ネイルケアにもエイジングケアの気持ちをもつことで、理想のキレイな指先に生まれ変われることでしょう。
ライター名:さくら