30代40代になってからでも遅くないマツイクのススメ

睫毛のボリュームが減った30代40代になってからマツイクを始めても遅くはない。少ない睫毛で若々しい印象は得られないのでマツイクするべき。つけまやエクステはエイジングケア世代には不向きなので睫毛美容液でのマツイクが最適。アイクリーム代わりに使える物もある。

30代40代になってから、ふと睫毛をよくよく見てみたら、なんだか細くなったような気が…?

残念ながら、それは気のせいではなく事実です。加齢により、睫毛が抜けやすくなったり睫毛が細くなったりと睫毛のボリュームが減っていくのです。

睫毛を育てて増やすマツイクは30代40代になってから始めても遅くありません。マツイクは目もとのエイジングケアでもありますから、遅いどころか、目もとのエイジングケアと思えば、ちょうどいいタイミングです。

ここでは睫毛美容液を使ったマツイクを説明します。

エイジングケア世代のボリュームダウンした睫毛にはマツイク

睫毛を育てると書いてマツイク(睫育)。ようするに、睫毛の育毛です。

睫毛は抜けても生えてくる毛ではありますが、髪の毛と同じく加齢の影響を受けます。そのため、マスカラなどの睫毛メイクをしていなかったとしても、少しずつボリュームダウンしていきます。

ましてや、10代20代、続く30代40代もビューラーやマスカラで酷使しているなら、睫毛は傷み、抜けやすくなり、生えてきても1本1本が細くなってしまっています。

睫毛が少なくても細くても短くても、気にならないですか?睫毛が少ないのと多いのとでは、そして、睫毛が短いのと長いのとでは、顔の印象がまったく異なるとしても?

お歳を召したおばあちゃんは睫毛が抜けてまばらになっていることがあります。ということはつまり、少ない睫毛で若々しい印象は得られません。例え睫毛メイクしない派だったとしても、睫毛はあったほうがいいのです。

髪は女の命と言いますよね。睫毛だって女の命と言っても過言ではありません。エイジングケア世代でも、それは同じ。そんな睫毛を育てるマツイクに欠かせないのが睫毛美容液です。文字通り、睫毛専用の美容液のことを睫毛美容液と言います。

つけまつげやエクステよりも睫毛美容液でのケアが適している

睫毛を育てるマツイクは多少時間を要します。そのため、睫毛を一時的にでいいから即ボリュームアップさせたいのであれば、他の方法を検討してみてください。他の方法としては、つけまつげの使用やエクステの施術が挙げられます。

ただし、自身の結婚式の日だけ使いたいというような特別な理由があるならともかく、つけまつげやエクステの力をずっと借り続けるのはエイジングケア世代にはオススメできません。

それは何もエイジングケア世代につけまつげやエクステが似合わないなどということではないのです。似合う似合わないではなく、エイジングケア世代にはちょっと不向きなんですね。

つけまつげがエイジングケアに不向きな理由

つけまつげは、はずす際に多かれ少なかれ引っ張ることになります。つけまつげを引っ張ると、まぶたも引っ張られます

たまのことならともかく、毎日のようにつけまつげを使用して、毎日のようにまぶたを引っ張っていたらどうなると思いますか?

毎日毎日引っ張られたまぶたは、恐ろしいことに、伸びます。伸びて、たるみます。

まぶたはただでさえ加齢によってたるみやすいパーツですから、エイジングケア世代がつけまつげを多用することはリスクが高過ぎます。伸び切ったゴムを伸びていない状態には戻せないのと同じで、伸びてしまったまぶたをもとのハリのあるまぶたに戻すことは困難です。

エクステがエイジングケア世代に不向きな理由

エクステはそもそも施術代や交通費など1回の施術でかかる費用を考慮するとコストパフォーマンスは良くはありません。素の睫毛が細くても短くても、エクステをすれば長さもボリュームも一気に出るというメリットもあるのですが。

エイジングケア世代がエイジング対策をしたい部位は睫毛以外にも多々あるわけで、コスパの良くないものを取り入れて睫毛だけにお金をかけるのはどうなんだろうというのがまずひとつめの不向きな理由です。

それと、もうひとつ。エクステの長さ&ボリュームが一気に出るというメリットは、エイジングケア世代ではデメリットになってしまうことがあるというのが理由です。

長さやボリュームがあり過ぎるとエイジングケア世代にあるべき上品さに欠けます。エクステをつけることで若々しくなるのではなくケバケバしくなってしまうということ。エイジングケア世代睫毛は自然なボリュームのほうが美しく見えます

睫毛美容液の種類とエイジングケア世代向きの睫毛美容液

睫毛美容液には以下のような種類があります。

  • マスカラタイプ
  • 筆タイプ
  • チップタイプ
  • チューブ入り美容液タイプ

それぞれの特徴を簡単にまとめると、

  • マスカラタイプ→マスカラと同じスクリューブラシで、使いやすくプチプラな物が多い
  • 筆タイプ→アイライナーよりも細い筆で、睫毛の根元にしっかり塗れる
  • チップタイプ→グロスなどと同じチップでまぶたに当たっても痛くない
  • チューブ入り美容液タイプ→アイクリーム代わりにもなって一石二鳥

マツイク初心者ならマスカラタイプのプチプラな物から使い始めるといいでしょう。一例として挙げるならキャンメイクやDHCの睫毛美容液です。育毛シャンプーとして知られるスカルプDの睫毛美容液はチップタイプです。

筆タイプは少し高めの物に多い印象ですね。フェリーチェトワコやアルマードの睫毛美容液が筆タイプです。

チューブ入り美容液タイプはフローフシの物、というか、現時点でフローフシ以外では見かけません。チューブ入り美容液なので、まぶたをケアするアイクリーム代わりにも使え、目尻のシワが気になるエイジングケア世代はチューブ入り美容液タイプを使っておくと目尻のシワのエイジング対策とマツイクがいっぺんにできて一石二鳥です。

ちなみに、フローフシは年内でブランドが終わるとの告知が出ました。が、完全なクローズではなくリニューアルであって、現在のラインナップがすべて消えるわけではないそうです。

まとめ

  • 加齢により睫毛のボリュームは減っていくが、30代40代になってからマツイクを始めても遅くない
  • 少なくなった睫毛で若々しい印象は得られないので睫毛メイクしない派でも睫毛はあったほうがいい
  • つけまつげやエクステでボリュームを得ることは可能でもエイジングケア世代にはあまり向いていない
  • つけまはまぶたがたるむ、エクステはコスパが良くなくて上品さに欠けるというデメリットがある
  • チューブ入り美容液タイプの睫毛美容液は目尻のシワのエイジング対策とマツイクが同時にできる

ライター名:ユウ