プールに入った後のヘアケアは重要

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友人や恋人、家族などと一緒にプールに出かける方はいませんか？夏はもちろんのこと、温水プールに行けば年がら年中泳ぐことの可能です。ところでこのプールに入ると、髪の毛がダメージを受けていることにお気づきでしょうか？プールから出た時に髪の毛がごわごわした感じになったことはありませんか？ヘアケアをしっかり行わないと髪の毛がパサつく、特にエイジングケア世代は頭皮がダメージを受けて抜け毛を引き起こすこともあり得ます。

なぜプールで髪の毛にダメージを与えてしまうのか、それは塩素です。プールには不特定多数の方が入りますので、消毒をする必要があります。しかしこの塩素、髪の毛のキューティクルをはがしてしまう効果もあります。先ほど見た髪の毛がごわつくのも塩素のせいです。しかもプールに入ればおのずと髪の毛に水分が含まれます。この濡れた状態もキューティクルが開いてはがれやすくなります。この相乗効果で、髪の毛はどうしてもごわついてしまうのです。プラス夏に屋外プールに入ることもあるでしょうが、さらに紫外線が髪の毛にダメージを与えます。このようにダメージヘアになりやすい環境が、プールにはそろっているわけです。

プールに入る際のケアの方法ですが、入る前の準備から抜かりのないようにしたいところです。まずはキャップを装着して入ることです。特にシリコン製のキャップであれば、頭部に水が入りにくくなり、ダメージを最小限に抑えられます。少しきついかなといった大きさのものの方が、頭部を密閉できて対策がよりしっかりできます。またヘアオイルやアウトバストリートメントを使用すれば、髪の毛の表面をコーティングしてくれるため、キューティクルが開きにくくなります。ただし過剰に塗布すると、頭皮がべたついてコンディションが悪化してしまいます。もし屋外やガラス張りのプールで紫外線が気になるのであれば、UVカットできるヘアスプレーがありますからこれでスタイリングするのもおすすめです。

プールに入った後は、とにかく髪の毛に付着している塩素を取り除くことが大事です。そこでシャンプーでしっかり洗髪することが大事です。このシャンプーですが、できれば2回行うのがおすすめです。まずは髪の毛に付着している塩素を取り除くように洗いましょう。2回目は頭皮をきれいにするイメージで洗浄することです。頭皮マッサージをすると効果的です。ただし爪を立てるとか、強めの力でもむようなことは避けましょう。逆に頭皮を傷つけてしまう恐れがあるからです。また市販のシャンプーは石油系の界面活性剤を使っているので、髪の毛や頭皮にかかる負担がどうしても強いです。アミノ酸系のシャンプーは頭皮をやさしくケアしながら余分な皮脂や汚れを取り除いてくれるのでお勧めです。プールから出た直後に洗髪するのがコツです。放置する時間が長ければ長いほど、塩素が髪の毛の内部にどんどん浸透してしまうからです。

そしてシャンプーだけでは不十分で、トリートメントで仕上げましょう。トリートメントの中には髪の毛のキューティクルを閉じる働きのある成分が含まれています。トリートメントを使用すると、サラサラした指通りのいい仕上がりになりますがこの働きのおかげです。

このトリートメントもできるだけ速やかに行うことです。時間がたちすぎると、キューティクルが変形してしまう恐れがあるからです。プールから出てから数時間経過したところでトリートメントを使ってケアしても、あまり効果は期待できません。できるだけ速やかに対処することがポイントになると心がけましょう。トラベル用のコンパクトサイズのシャンプー・トリートメントを準備してプールに行くのがおすすめです。ちなみに髪の毛がごわついて絡まってしまっている人もいるでしょう。この状態でいきなりシャンプーをすると指に引っかかって、髪の毛や頭皮にダメージを与えかねません。もし指が引っかかりそうであれば、トリートメントを先に行って、指通りをよくするといいでしょう。

髪の毛を洗ったら、タオルドライを行うことです。ごしごしではなく、髪の毛に含まれている水気をタオルに移すような感じで布を使って髪の毛をカバーして、パンパンたたくような感じでふき取るといいでしょう。

屋外プールに入る際には、紫外線対策も大事です。肌であれば、UVカットの日焼け止めクリームを塗って対処できます。しかし頭部はなかなかクリームを塗るわけにもいきません。そこで帽子を持参して、紫外線を直接浴びないように心がけるといいでしょう。

まとめ

夏場の厳しい暑さの時にプールに入ると冷たくて気持ちよくなります。ワンシーズン何度もプールに入るという方もいるでしょうが、知らず知らずのうちに髪の毛が傷んでいることも理解しなければなりません。しっかりヘアケアをして、美しい髪の毛をキープしてみませんか？ちなみにこの対策はプールだけでなく、海水浴をした際にも有効ですから覚えておきましょう。