手間はかかるが甘皮を処理すると爪は格段に美しく若々しく見える
爪の根元、爪と皮膚の境目に存在している薄皮。この薄皮のことを甘皮と言います。いつのまにか伸びている甘皮をきちんとケアしてこそ、美しい爪、ひいては、年齢を感じさせにくい美しい手に見えます。
少し面倒ではあるものの、得られるメリット=若々しさは大きく、ネイルのエイジングケアと言っても過言ではない甘皮処理。そのやり方を説明します。
そもそも甘皮は処理していいものなのかどうか
甘皮を処理するのは良くないと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。甘皮はただの皮ではなく、爪の付け根というか指とくっついている部分に菌などの異物が入らないように存在しています。外敵の侵入を防ぐ壁のような存在なんですね。
エイジングケアのためとはいえ処理をしていいのかという話です。ところが、甘皮が伸びるままに放置しておくと、
- 甘皮に水分が行って爪に水分が行かず、爪が割れやすくなる
- ささくれのもとになりやすい
- 爪の見た目が良くない
このようなデメリットが発生します。爪が割れやすいのは地味にしんどいですし、ささくれだらけの指先はあまり若々しいとはいえません。肌のエイジングケアを頑張るなら指先まで美しくありたいものです。
実際には、甘皮の処理は処理し過ぎが良くないのであって、適度な頻度で処理するぶんには問題ありません。甘皮の処理はネイルサロンでも行われていることであって、しないほうがいい・してはいけないことではないのです。
甘皮処理の簡単なやり方・道具のいらないやり方
それでは、甘皮の処理方法の中でも、簡単なやり方を説明していきます。
①手をお湯につけるなどして甘皮をやわらかくする
②綿棒などで甘皮を押し上げる
以上。難しい技術も専用の道具もいりません。面倒に思えても、やってみると意外と簡単にできるネイルのエイジングケアなのです。
ネイルサロンですと、オレンジスティックと呼ばれるネイル用の細い木の棒にティッシュやガーゼを巻きつけて甘皮を押し上げるのが一般的ですが、耳掃除に使う綿棒で代用できます。
甘皮を押し上げていくと、薄皮のような物が出てくるはずです。これはルースキューティクルと言って、不要な角質のような物。ですので、スッパリ除去し切って大丈夫です。
とはいえ、無理矢理除去するのはNG!円を描くみたいにくるくると綿棒を動かすと除去できますから、ぐりぐり動かすのではなくくるくると優しく動かしてみてください。
また、ネイルサロンではお湯の入ったボウルに手をつけて甘皮をやわらかくしますが、要は甘皮をふやかしてやわらかくできればいいので、
- お湯を使って食器洗いをしたあと
- お湯を使って掃除をしたあと
- お風呂上がり
上記のような、甘皮がやわらかくなっているタイミングでささっと処理してしまえばお湯の入ったボウルなどを用意せずに済みます。お風呂に綿棒を持ち込んで、お湯につかりながら甘皮処理をするのもアリです。
道具をあれこれ用意しなくてもすぐにできるほうがケアをしようという気になりますし、顔の肌のエイジングケアも爪や手のエイジングケアも継続が大事ですから、継続しやすいタイミングを見計らいましょう。
甘皮処理の専用の道具はあったほうがいいの?
甘皮を処理するための専用の道具、例えば、キューティクルリムーバーという甘皮専用の甘皮をやわらかくする溶液などは、あれば便利ではあります。が、しかし、お湯でふやかせばいい話なので、なくても大丈夫です。
もっとも、形から入るタイプの人、道具をそろえたほうがモチベーションがアガるという人は、専用の道具をそろえてもいいでしょう。そのほうが定期的に爪や手のエイジングケアをしようという気になりますから。
それでも、キューティクルリムーバーは扱いが難しいので、真っ先に買うのはオススメできません。買うのであれば、メタルプッシャーがオススメです。
メタルプッシャーとは、甘皮を押し上げる道具ことキューティクルプッシャーの中でも金属製の物のこと。100円ショップでも見かけますけれども、どうせ買うなら1,000円くらいの物を。甘皮の押し上げやすさやルースキューティクルの除去しやすさが100円ショップの物とは大違いです。
使いづらい道具を使って使いづらいからと甘皮処理がおろそかになってしまっては、爪や手のエイジングケアもおろそかになります。包丁やカミソリの老舗メーカーである貝印のKQシリーズからリリースされている「キューティクルお手入れセット ネイル用」は、リーズナブルに甘皮処理をできる、プロネイリストも推奨するビギナーでも使いこなせるネイルケアセットです。
1.「リムーバー」で浮かせる
2.「プッシャー」でルースキューティクルを処理
3.「リッパー」で余分な甘皮をカット
と、付属のアイテムを使って“かんたん3ステップ”で“素爪美人”を目指せる素敵なネイルお手入れセットなのです。
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甘皮処理を行う頻度とアフターケアについて
甘皮処理をし過ぎるのは良くありませんので適切な頻度を守りましょう。適切な頻度とは、多くても2週間に1度、甘皮があまり伸びていないなら月に1度くらいです。
甘皮の伸び具合には個人差があり、すぐ伸びる人もいればそうでもない人もいます。あまり伸びないなら月に1度で充分ですし、すぐ伸びてしまうとしても週1では多過ぎるので2週に1度にとどめてください。
それと、頻度がどれくらいであっても、アフターケアもきちんとしましょう。
甘皮処理のアフターケアは、保湿。甘皮と爪部分に、優しく、すり込むみたいにハンドクリームを塗ります。
キューティクルオイルやネイルオイルを塗ってももちろん良いです。ただ、ハンドクリームは爪にも手にも使えるのに対して、キューティクルオイルやネイルオイルを手全体に塗ることは難しいですから、わざわざ買う必要はありません。
手にも年齢が現れやすいと言います。爪だけを保湿するのではなく、手全体を保湿してネイルのエイジングケアと手のエイジングケアを兼ねてしまいましょう。
「爪の保湿をケアして根本的に美爪を目指したい!」という方は、“爪美容液”を使用してみるのも良いでしょう!
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まとめ
- 甘皮はきちんと処理したほうが美しい爪そして年齢を感じさせにくい美しい手に見える
- 甘皮は処理のし過ぎは良くないが伸びるまま放置すると爪の水分不足に陥るなどデメリットが生じる
- お湯につけるなどして甘皮をふやかしてやわらかくするから綿棒で優しく押し上げるのが簡単な甘皮処理
- 綿棒で代用できるので専用の道具は買わなくても平気だが買うならメタルプッシャーが良い
- 甘皮処理後はハンドクリームで爪も手も保湿するとネイルと手のエイジングケアをいっぺんに行える
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ライター名:ユウ