お口の健康は歯磨きだけじゃ足りない? エイジングケア世代のオーラルケア

日本人はキレイ好きと評判でありながら、海外に比べるとお口ケアに無頓着と言われています。お口を清潔に保つことは体にプラスの影響を与えますから、この機会にオーラルケアを初めてみてはいかがでしょうか。歯磨きだけでは完璧なオーラルケアとは言えないのです。

オーラルケアってなんのこと?

 

 

オーラルケアを歯磨きと勘違いしている方がまだまだいるようですが、お口を清潔に保つことを総称してオーラルケアと言います。歯磨きはその中のひとつなのです。毎日食事の後に歯磨きをしているだけではオーラルケアが完ぺきとは言えません。

歯磨きしているはずなのにお口の悩みを抱えているとしたら、それはやっぱりオーラルケアが出来ていない証拠になります。歯磨きだけでなく、そのほかのオーラルケア用品を使ったケアを続けて初めて、オーラルケアが完璧と言えるようになります。特にエイジングケア世代ともなると、口の中にも様々なトラブルが発生しがち。しっかりしたオーラルケアを覚えて、口元から若返りを目指しましょう。

オーラルケアをしないと虫歯になるってホント?

はい、本当です。歯磨きをしているのに虫歯、歯周病、口臭などの悩みを抱えている人はとても多いですが、歯ブラシだけではお口の中を清潔に保つことが難しいのです。虫歯は歯が痛くて大変ですし、歯周病は歯茎から血が出て歯茎が真っ赤になります。これらが原因で口臭もしてきますから、一日も早くオーラルケアを始めることをおすすめします。

ちなみに歯周病は悪化すると心臓病や脳梗塞、糖尿病などの病気を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。エイジングケア世代では歯周病も発生しやすい年代になりますので注意が必要です。

虫歯や歯周病、口臭の原因はなんなのか

 

 

口の中にはそれぞれの症状の原因となる原因菌が存在します。特に歯磨きだけでは落としきれない歯間に挟まった食べかすなどからバイキンが増えて、それらが虫歯、歯周病、口臭を引き起こします。

その食べかすが歯磨きだけではキレイに出来ないので、歯と歯の間、歯周ポケットと呼ばれる部分のケアが重要になるのです。

お口のエイジングケアの基礎!オーラルケアにはいろんな種類がある

お口の健康を保つために必要なオーラルケアをご紹介します。

歯間ブラシ

歯と歯の間を洗うブラシでデンタルフロスとも呼ばれています。歯と歯の間だけでなく、歯の裏側に残った食べかすなどもキレイに落とせます。歯磨きのたびに使ってもいいですが、一日一回のケアでも問題はありません。ただ、一度歯間ブラシを使ったあとの爽快感を知ると、歯磨きのたびに使いたくなるはずです。

タフトブラシ

歯ブラシよりも一回り小さいヘッドで、先は少しとがっていて小さいブラシがついています。このブラシは一番奥の奥歯の裏側を磨くアイテムです。歯磨きをしていると分かりますが、歯ブラシでは届かない部分なので虫歯になりやすく、歯周病にもなりやすいところです。もちろん、奥歯の奥だけでなく歯磨きをしていて歯ブラシでは届かない部分を磨くのに適しています。磨き残しがないように用意しておくといいでしょう。

舌ブラシ

舌を洗うなら歯ブラシでも十分という方がいますが、歯ブラシでは舌に傷をつけて雑菌が繁殖しやすくなったり、逆に舌の上のザラザラの奥に汚れを押し込んでしまう可能性があります。

舌を一度も磨いたことがないという場合、もしかしたら汚れで舌が真っ白になっていませんか? それが口臭の原因のひとつになっている可能性は捨てきれません。お口の健康は歯だけでなく舌のケアも大切です。口臭予防に必ず続けるようにしましょう。

 

マウスウォッシュ

お口の中全体をケアするなら最後にマウスウォッシュでしめましょう。マウスウォッシュは口に含んでゆすいで口の中をキレイにします。殺菌成分が含まれているので、虫歯や歯周病の原因菌を退治してくれます。もちろん口の中に使うものですから安全なアイテムとして取り入れることが出来ます。

ひとつだけ注意点として覚えておいてほしいことがあります。アルコール成分が含まれているタイプもありますが、まれに運転中のアルコール検査に影響を与えることもあることが分かっています。例えば通勤前、車で職場に出向く前に歯磨きをしてアルコール成分が含まれたマウスウォッシュで口をゆすいだ後、ほどなく車を運転してアルコール検査をしたら影響が出てしまったという話もありますので、車の運転前はアルコール成分の入ったマウスウォッシュは避けましょう

定期的な歯科検診に行こう

歯医者さんは虫歯になってからいくところではありますが、定期的に歯科検診を受けることで健康な状態を保つことが出来ます。もしかしたら虫歯になりそうな歯が見つかるかもしれませんし、プロの目から見たときにどこに磨き残しがあるのかすぐに分かります。

正しいブラッシングの方法を指導してもらうこともありますから、虫歯や歯周病で悩まされる前に、かかりつけの歯医者さんを見つけて検診を受けるようにしましょう。

まとめ

 

 

オーラルケアは身だしなみのひとつで、歯周病が発生しやすくなるエイジングケア世代ならなおさらです。お口や歯のトラブルで笑顔に自信がなくなるのはもったいないことです。また、年齢を重ねても、いつまでも自分の歯でおいしい食事をいただきたいですから、毎日のオーラルケアはエイジングケアの基本と捉えて、徹底して続けていきましょう。ちなみにオーラルケアアイテムは定期的に買い替えて、古いものはすぐに処分しましょう。

ライター名:さくら

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